世界の発酵食品 -酵素@徹底解剖-



世界の発酵食品


世界中には、酵素の働きを利用した様々な発酵食品があり、
私たち日本人にもなじみ深いものもたくさんあります。
例えば、ヨーグルトやチーズ、キムチ、ピクルス、ナタデココ
など数えればきりがありません。そんな中、世界で最も親しまれ
ている発酵飲料と言えばビールですが、発酵食品では間違いなく
「パン」でしょう。

パンは、世界中の多くの国で主食となっています。パンの中には
発酵をさせずに作る無発酵パンもありますが、多くは酵母を加えて
発酵させて作ります。小麦粉やライ麦粉などに水、酵母、塩など
を加えて作った生地に、イースト菌などを加え、発酵させた後に
焼きます。人類が最初に食べたパンは、発酵させない無発酵パンで、
紀元前6,000年頃にはすでに食べられていました。
発酵パンはというと、紀元前2,000年頃の古代エジプトで食べられ
ていたと言われています。日本においては、主食に米を食べる習慣
があったため、パンが広く知られるようになったのは、比較的最近
のことです。

明治時代に、現在の木村屋の創業者である木村安兵衛という人が
アンパンを考案し、好評を得たことが、パンが広まったきっかけ
だったようです。さらに一般に広く食べられるようになったのは、
戦後のGHQの政策も大きく関与しています。
小麦の輸出国であったアメリカが、日本に小麦粉を輸出し、当時の
日本政府が学校給食にパンを採用したことが大きな要因です。
ちなみに現在は、東日本よりも西日本の方がパンの消費は大きく
なっています。理由として考えられているのは、明治後期から戦前
の間に生まれた、欧米文化を倣った「阪神間モダニズム」の名残
だと言われています。


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